2022年のゴールデンウィーク。ソロキャンプでゆっくりできるキャンプ場を求めてキャンプベース安中榛名さんにお邪魔してきたのでレポート記事をアップします。
このキャンプ場はソロ/デュオ専用というのが特徴で、静かにソロキャンプをしたいという方にうってつけのキャンプ場となっています。
初めてソロキャンプに挑戦するという方も気兼ねなく利用できる環境なので、ぜひ本レポートを参考にしてもらえればと思います。
キャンプベース安中榛名の基本情報
群馬県安中市を見下ろす標高420mの高台に位置するキャンプ場です。
ソロキャンプもしくはデュオキャンプ専用という珍しいキャンプ場ですが、その特性から静かにキャンプを楽しめる環境が整っています。
また、キャンプ場内にマイケルくんという猫がいてお気に入りのサイトを探して巡回するというおまけアトラクション付きです笑(猫が苦手な方はスタッフさんに言えば回収対応してくれるとのこと)
アクセス
【電車】JR安中榛名駅より徒歩30分(タクシー5分)
東京からは高速が混んでいなければだいたい90〜120分程度で到着できる距離です(ちなみに僕がお邪魔した日はGWの下り渋滞がピークだったので5時間くらいかかりました…)。
車で来る場合、キャンプ場へ続く細い道に「石尊山遊歩道」と書いてあるので車で入るのに一瞬躊躇するのですが、そのまま進入して問題ありません。
また、JRの安中榛名駅から歩ける距離なので、徒歩キャンパーの方も新幹線でさくっと訪れることが可能です。
営業情報
通年営業なので思い立った時に利用できて、ソロキャンプの料金は1泊2,500円or2,000円とリーズナブルです。
また、チェックアウトは12時なのでゆっくりできるのも嬉しいポイントです。
キャンプベース安中榛名でのソロキャンプレポート
キャンプ場直前の道は狭いので注意しつつ進み、到着したらまずは管理棟で受付を済ませます。
管理棟は民家風の建物で、なんだか親戚の家に来たみたいでほっこりします笑
管理棟にはソロキャンプの必需品である薪や燃料の販売があるので、手持ちがない場合はここで購入可能です。
また、飲み物や食料品の販売はないのですが、調味料の無料貸し出しが充実しているので持っていない調味料をお借りして料理してみるのも楽しいかもしれません。
こんな感じで充実の品揃え。ちなみに管理棟の流し台はお湯もでます。
キャンプベース安中榛名のサイト構成
サイト構成は大きく分けてソロキャンプ専用サイトとデュオ専用サイトの2つがあります。さらにソロ専用サイトは区画サイトと竹林サイトに分かれている感じですね。
ちなみにソロ専用竹林サイトとは別で、ソロ専用区画サイトの中にも竹林エリアがあり、2区画分は竹林の中で設営が可能です。
僕が今回設営したのもこのソロ専用区画サイトの竹林エリアになります。
ソロ専用区画サイトは受付の先着順で空いているサイトを取る方式ですが、注意点としては喫煙可能なサイトが限定されているので、喫煙者の方は喫煙サイトかどうかも考慮が必要です。
入口からソロ限定区画サイトのエリアに入ったところはこんな感じなっています。
車両の乗り入れ可能なので、空いているサイトを見つけたら車を停めて設営していけばOKです。(竹林サイトとソロ限定区画サイトの竹林エリアは乗り入れ不可)
場所柄、かなり強風が吹くこともあるとのことで防風板が設置されていて、プライベート感の演出や撤収時のテント乾燥場所に一役買ってくれていたようでした。
ソロ専用区画サイトの竹林エリアはプライベート感重視の方におすすめ
キャンプベース安中榛名のソロ専用区画エリアにある竹林サイト(区画の21番と5番) はその名の通り竹林に囲まれたサイトなので、プライベート感を重視したソロキャンプをしたい方におすすめです。
僕は5番に設営したのですが他の方のテントが視界に入らずかなりプライベート感が強かったです。
5番サイトは風が竹を揺らす音と鳥の鳴き声が響き、かなりリラックスできるスペースでした。
背の高い竹に囲まれているため陽が当たらないので、春夏は涼しく快適ですが秋冬はちょっと寒いかもしれません。
ちなみに竹林以外のサイトは基本的に日当たり抜群なので、陽に当たりたい!という方は通常サイトがおすすめです。
買い出し場所
キャンプ場の管理棟には薪と燃料など最低限のものだけが販売されているので、飲み物や食べ物は買い出しした上で向かうようにしましょう。
関越自動車道の高崎ICから向かう場合は途中にスーパーのベイシアとホームセンターのカインズがあるので、立ち寄ることをおすすめします。
また、キャンプ場近くのJR安中榛名駅にはおぎのやがあり「峠の釜めし」が購入できます!…なのに僕は買い忘れるというやらかしをしてしまいました笑
猫好きにはたまらないマイケルくんの巡回
キャンプベース安中榛名には茶トラ猫のマイケルくんがいて、なんと巡回時に気に入ったサイトには滞在してくれるというなんとも嬉しいアトラクション(?)があります。
拉致大歓迎ということなので、僕も猫好きの端くれとしてワクワクしながら待っていたのですが、残念ながらサイトを訪れてくれませんでした笑
猫好きの方にとってはこれ以上ないソロキャンプの相棒ですね!
シャワーは300円で使い放題。帰りのIC近くに天然温泉も
お風呂事情についてもレポートします。
受付時にシャワーは300円で滞在中は何度でも使用可能という案内があったので、特に暑い夏などはありがたい良心的な設定ではないかなと思います。
また、関越自動車道の高崎ICから車で2分程度のところに「高崎京ヶ島天然温泉 湯都里」という大きい日帰り温泉施設さんがあります。
なんと朝5時から営業していて、土日は10時までの入館で600円で利用できるのでかなりリーズナブルです。
僕も帰りに利用しましたが施設が綺麗で広く、露天風呂やサウナも複数あってかなりゆっくりできたのでおすすめですよ。
イマイチなポイント
女性用トイレは管理棟内なのですが、男性用トイレは屋外にあるため虫が苦手な人は気になるかなと思いました。(受付時に男性は屋外のトイレを利用するよう案内がありました)
あとは防風板があるサイトは風を防いでくれるし、テントなどを乾燥する時にかけることができて便利ですが人工物はなるべく避けたい派の人にとっては気になるポイントかもしれません。その場合は竹林エリアの利用をおすすめします。
キャンプベース安中榛名のレポートまとめ
どこのキャンプ場も混雑して普段よりも騒がしいであろうゴールデンウィーク中にお邪魔しましたが、ソロ/デュオ専用のキャンプベース安中榛名さんではかなりゆったりとソロキャンプを楽しむことができました。
立地や施設的に利便性がめちゃくちゃ高いわけではないですが、ソロキャンプを楽しむためには必要十分といった感じなので車乗り入れ可で1泊2,500円という価格設定もふまえると満足度のあるキャンプ体験ができるキャンプ場さんかなと思います。
(蛇足ですが安中市街を見下ろす立地なので、景色が見えるように造成していただくとより人気がでるだろうなと思いました)
マイケルくんと触れ合えなかったのが心残りなので、またタイミングを見てリベンジしたいと思います!
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