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【本音レビュー】NDロードスター購入1年後の評価!

2021年12月の商品改良で特別仕様車の「990S」が追加され話題のNDロードスター、購入を検討している人も多いのではないでしょうか?

でもロードスターは二人乗りであったり普通の自動車とは異なる部分が多いので、本当に買って後悔はしないか、思わぬ欠点はないかと気になる点も多いですよね。

この記事では購入を検討している方の「分からないので不安」な部分を少しでも解消できるように、1年間ロードスターに乗ってみての評価を本音でまとめてみました。

NDロードスターの内外装と走行性能のほか気になる積載や燃費について、良い点も欠点も本音で書いていますので参考にしてもらえると嬉しいです。

【にののロードスター スペック】
年式:2015年(DBA-ND5RC
グレード:S レザーパッケージ
ミッション:AT

この記事を読み終えた後はきっとロードスターがより欲しくなっているはずです笑
それではいってみましょう!

オープン走行について

この記事を読んでいる方がロードスターの購入を検討している最大の理由だと思います。

結論からいうとオープン走行はめちゃくちゃ気持ちいいです。

想像してみください。爽やかな夏の高原をオープンにしたロードスターで駆け抜ける…最高じゃないですか?

ロードスターのオープン走行

関東だと西湘パイパスのような海沿いの道を走っても爽快ですし、紅葉や桜の季節は自然の美しさをダイレクトに感じることができます。

これだけでも人生で一度は乗ってみる価値はあると思います。

ここがGood

ロードスターの風防性能はかなり高く、両サイドのウィンドウガラスを上げていれば不快な風はほぼ入ってきません。高速道路でも100kmくらいまでであれば結構快適です。

幌の開閉は非常に簡単で、慣れると5秒もかからないくらいで開けたり閉じたりできるようになります。

ここがBad

オープン状態だと屋根がないので当然なのですが、太陽の位置によってはかなり暑い&眩しいので帽子とサングラスは備えておくとより快適にドライブすることができます。

外装について

ここがGood

いわゆるロングノーズ・ショートデッキのスポーツカーらしい精悍なプロポーションかつ、マツダ魂動くデザインによってギラギラせず美しくまとまっていて素晴らしいと思います。

もちろん個人の好みに大きく左右される部分ではあるのですが、出かける前や出先の駐車場に停まっているロードスターのかっこいい姿を見てにやにやできるので、何気ない日常が楽しくなること間違いなしです。

あと、リアがベイマックスに似ていて可愛いです笑

ここがBad

ドアミラーの開閉が手動なので、これは面倒ですね。
特に機械式駐車場の場合は入庫時にミラーを必ず閉じないといけないため、入出庫時は毎回ドアミラーの開閉をおこなう必要がでてきます。

内装について

ロードスター内装

ここがGood

包まれ感のあるコックピットとシンプルなメーターまわりで快適に運転できる要素は必要十分といった感じです。

一部グレードを除きますがステアリングとシフトノブ、パーキングレバーは本革巻きでドアトリムも合成皮革と高い質感なので運転していて満足感を得ることができます。(Sレザーパッケージは本革シートに加えてインパネも合成皮革となりさらにラグジュアリー感がアップします)

また、ドアトリム上部の色が外装色と統一されていて、オープン走行時に車内と車外の境界線がなくなるような素晴らしいデザインだなと思います。

ここがBad

シートが合っていないのか長時間(私の場合は2時間超)運転していると腰が痛くなる時があります。
またリクライニングができないので、疲れて来たら早めに休憩をとるのが良いです。

ちなみに車内が狭いという声も聞きますが、身長178cmの私は特に窮屈感は感じません。
ただ、180cm超の方になってくるとさすがに窮屈さは感じる気がします。

走行性能について

ここがGood

1500ccの自然吸気エンジンで車体の軽さを活かした軽快な走りを楽しめます。
ハンドルを切った分だけクイックに反応してくれるので、バイクに20年乗っていた身からしてもかなりバイクに近い一体感を持って運転できます。

最小回転半径は4.7mと小回りが抜群に効くため、かなりスムーズにUターンが可能です。

また、乗り心地については、スポーツタイプの車のため路面のギャップなどコツンと拾うのですが不快な硬さなどはなく、まったく問題ないと言えるレベルだと思います。

ここがBad

これはNDロードスターにあえて味付けされている性格でもあるので一概に悪いとは言えないのですが、ワインディングなどでカーブが連続する際は結構ロールを感じます。
ロールが大きいと揺れを感じて気持ち悪くなりやすいので人によっては気をつけるポイントかなと思います。

また、幌を閉じた状態だと斜め後ろの見切りがかなり悪いので慣れるまでは結構怖いです(特に首都高の狭い合流など)。

走行中、斜め後方に接近車いるとセンサーで教えてくれるBSM(ブラインドスポットモニタリング)搭載であればこの不安はかなり軽減されるので、これは強くお勧めします。

2018年の年次改良以降はBSMが全グレードに標準搭載されていますので、中古車での購入を検討されている場合は確認ポイントの一つになるかなと思います。

積載/収納について

ここがGood

NDロードスターのトランクルームは容量が130Lあり、結構しっかりと荷物を積載可能です。
開口部が横に広く深さもあるので、私が持っている53×31×22のキャリーバッグが2つは入る余裕があります。
なのでオープンカーとはいえ、2人で1〜2泊の旅行に行くくらいであればまったく問題ない積載力があると言えます。

キャンプギアも一人分であれば、トランク+助手席をフル活用すると持っていけない道具はほぼないのではないかなと思います(大きいストーブ等はさすがに無理ですが…)

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車内にもアームレストの下とシート間に実用的な小物入れがあるので、サングラスや携帯充電用のUSBケーブルなどはちゃんと収納することができます。

ロードスター収納ボックス

ここがBad

ボディバッグやハンドバックなど財布を取り出すのでトランクには入れたくないバッグ類が2人乗車時だと足元に置くしかないのはちょっと不便だなと感じます。
ただ、非オープン時であればサイズによってはウインドガード後ろのスペースにも収納可能です。

さらにこれはもうしょうがないですがNDロードスターには1人の時しかゴルフバッグが乗りません…笑
1人乗車時であればフルセットのゴルフバッグであっても助手席に搭載可能ではあります。
(ちなみにウェッジや6番くらいまでのアイアンであればトランクにはいります)

NDロードスターの評価まとめ

新車が200〜300万円台(中古車であれば100万円台も!)で購入できて、質感の高い内外装を備え、クイックなレスポンスと軽快な走行性能を誇り、しかもオープン走行で風景を満喫できる車は他にはないと言っても良いのではないでしょうか(しかも2018年以降のモデルであれば先進安全装備も充実)。

もちろん、他タイプの車と比べると2人しか乗れない、積載性も比較的少ないという面もありますが、オープンで車外の風景をダイレクトに感じながら駆け抜けるという、バイクでも普通の車でも味わえない唯一無二の快感がこの車にはありました。

実際に購入してみて、NDロードスターは人生で1回は乗ってみるべき車と私は心から思えたので、購入を検討中の方はもちろん、今までオープンカーに興味のなかった方もぜひロードスターを手に入れてオープン走行を体験してみてください。

きっと後悔はしないはずですよ。

 

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