「-15℃耐寒」を謳い文句としながらも5,000円を切る低価格で購入できるため、冬キャンプ用に購入を検討している方も多いのではないかと思われるホークギア（HAWK GEAR）のマミー型寝袋。
実写版ゆるキャンにも登場している人気のアイテムですが、激安過ぎて「本当に大丈夫なの？寒いのでは？」と不安になる方もいるのではないでしょうか。
12月中旬の西湖自由キャンプ場（夜は3℃以下）で実際に使用した感想をふまえて、ホークギアの寝袋は冬キャンプに使えるのかどうかをレビューしていきます。
・安くてお得な冬キャンプ用寝袋を探している
ちなみに西湖自由キャンプ場では寝袋の写真を撮っていなかったため、ブツ撮りを兼ねてあらためて2月の自宅ベランダでも使用して検証してみたので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてください！笑
ホークギア（HAWK GEAR）マミー型寝袋のスペック
インターネットの各大手通販サイトでの価格は概ね5000円以下で、基本スペックは下記の通りとなります。
寝袋サイズ：72.5cm×210cm
収納サイズ：直径23cm×長さ37cm ※手元の実寸
重さ：1.62Kg
耐寒温度：-15℃
また、カラーはバリエーション豊かな８色なので、チョイスできる幅が広いのは良いですね。
12月のキャンプ場でホークギアの寝袋を実際に使用してみた
気になるホークギアの寝袋の実力を、12月中旬の冬キャンプで実際に使用した感想をもとにレビューしたいと思います！
使用したのは12月中旬の西湖自由キャンプ場で、当日夜の気温は3℃（22時過ぎにテントへ入る時点でフライシートには霜が降りてたので明け方は0℃近かったかも…）という状況です。
12月某日、山梨県の西湖自由キャンプ場で友人達とキャンプ。今回は各々が各々のテントやギア、食材を持ち寄るいわゆるソログルスタイル。大人同士だとこれが結構しっくりと来る。天気は快晴。キャンプ場に到着した[…]
結論を言うと、ホークギアの寝袋単体では寒くて寝付けなかったので、念の為持って来ていたモンベルのダウンハガー650＃3をインナーシェラフ代わりにすることで熟睡することができました。ちなみに服装は上下ヒートテックに厚手のスウェットです。
寝袋に入った直後はいけるかなと、と思ったのですが段々と足先や肩まわりが徐々に冷えて来て安眠にするには厳しいかなといった感じでした。私はどちらかというと寒がりなので、寒さに強い人であればホークギアの寝袋だけでもしっかり眠ることも可能かもしれませんね！
そして、もう少し暖かい状況下での検証として、2月の自宅ベランダでホークギアの寝袋に入ってお昼寝してみました笑
気温は8℃で、西湖自由キャンプ場で使用した際と同じくDoDのコットの上に寝そべります。
素材がさらさらなので肌触りが良く動きやすいのでとても快適です。寝袋に入ってからすぐにじんわりと暖かさに包まれて気持ちよくうとうとすることができました。
10℃を切るぐらいの気温だととても快適ですね！
ホークギアの寝袋レビューまとめ
今回は0℃に近い気温と10℃を少し切るくらいの気温の2パターンのシチュエーションでホークギアの寝袋の実力を検証してみました。
「さすがに-15℃での使用は現実的ではないが、0〜10℃での使用であればかなりコスパに優れる良い寝袋」というのが今回の結論といえるのではないでしょうか！
あらためてポイントをまとめてみました。
ここがGood！
・なんといっても5000円（税込）を切る低価格
・0〜10℃は快適に寝ることができる ※0℃に近い時はインナーシェラフ推奨
・ゆったりサイズで肌触りも良く寝返りもうちやすい
ここは注意！
・マイナス域など極端に低い気温での使用は現実的ではない
・収納サイズは大きめなので徒歩キャンやツーリングキャンには向かない
結論、ホークギアの寝袋は適したシチュエーションで使用すればコスパに優れたギアとしてキャンプで活躍してくれると思います。
真冬での使用を避けさえすれば、まずはこの寝袋があれば3シーズン対応可能といえるので初めての寝袋としてもおすすめですよ！
キャンプは興味あるけど、最低限どんなキャンプ道具を揃えればいいのか種類がたくさんあって分からない。0からキャンプ道具を買い揃えるとなるとお金がかかりそう。そんな風に考えている人、いるんじゃないでし[…]